歯ぐきの溝の深さを測る精密な歯周病検査と、お口全体のレントゲン撮影(パノラマ撮影)を行います。また、位相差顕微鏡(いそうさけんびきょう)によるプラーク(歯垢)検査や、リアルタイムPCR法(細菌DNA検査)も実施しています。これらの検査は、お口の中の状態や、お口の中に潜んでいる歯周病菌の種類・数を把握するために有効です。
検査の結果を踏まえ、必要と考えられる方へ、歯周病治療プログラムをお勧めしています。プログラムが必要ない方には、歯科衛生士による歯とお口のクリーニングや、薬剤を入れたマウスピースを装着する歯周病治療「3DS(スリーディーエス)」をご提供します。
飲み薬を使用した「歯周内科治療」に加え、除菌効果のある次亜塩素酸水を用いた歯石・プラークの除去を行います。
通院の頻度は、2~3週間に2~4回ほどです。集中的にご来院いただき、一気に治療を進めます。
治療後、歯科用の顕微鏡「マイクロスコープ」を使い、歯石の取り残しがないかチェックします。
お口のクリーニングを行ったり、3DSによる殺菌治療を行ったりします。通院の頻度は、1か月に1回からスタートし、お口の状態を見ながら2か月ごと、3か月ごとと徐々に間隔を広げていきます。
リアルタイムPCR検査費用 (3〜6菌種) 自費の歯周病治療プログラム (重症度によって費用が違います) | 40000〜70000円(税別) 70000〜200000円(税別) |
---|
歯周内科治療 | 自費治療の治療の一環として必要な場合におこないます。 |
---|
歯周内科治療は保険外診療です。
治療のリスクや副作用:抗生物質のため、人によってはアレルギー反応が起こる場合があります。
3DS(スリーディーエス)は、専用の薬剤を入れたマウスピースを一定時間お口に装着していただき、歯の表面についた虫歯・歯周病の原因菌をピンポイントで除菌する治療方法です。
歯周内科治療の場合、飲み薬を服用し続けると、腸内環境が乱れたり、やがて耐性菌ができてしまい、また長期にわたって服用を続けると少しずつ効果も薄れてきます。その点、3DSは歯周病の原因菌をピンポイントで殺菌することが可能。飲み薬の欠点を補いながら、より効果的な歯周病治療を実現できます。
当院では、メインテナンス時のクリーニングや、ご自宅でのセルフケアとしても、3DSをお勧めしていますが
あくまでも治療の一環として行っていおり、3DSだけの作製依頼は、お受けしておりません。
3DS | 片顎44000円(税込) |
---|
3DSは保険外診療です。
治療のリスクや副作用:クロルヘキシジン配合の薬剤等により、アレルギー症状がでる可能性があります。(発生頻度は極めて低いですが、お薬のアレルギーがある方は事前に申請してください)。薬剤の使用により、歯の表面に着色する可能性があります。予防効果は一生続くものではありません。再感染する可能性もあります。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | △ | × |
午前: 9:00~12:30
午後:14:00~19:00
△:13:30~16:00
休診日:日曜・木曜・祝日